こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2021年の6月19日です。
最近デッドリフトが伸び悩んでいます。
どうしても184kg5回の壁を破れないので、使用重量を下げてトレーニングをしなおしているところです。今日は使用重量を下げた後の2回目のトレーニングでした。
5/3/1プログラムの仮想MAX
デッドリフトは5/3/1プログラムに従ってやっていますが、仮想MAXを240kgから220kgまで引き下げてやり直しています。
仮想MAXというのは僕が勝手に呼んでいる名称で、正式なものではありません。
5/3/1プログラムはその種目のMAXの重量に基づいて、扱うバーベルの重さが決まるんですが、サイクルを全てクリアすると、次のサイクルに進む時に、MAXが自動的に5kg加算されるんです。
僕は去年の8月にMAX205kgからデッドリフトのトレーニングを始めました。
その時は205kgというのが本当の僕のMAXでした。
でもそれからサイクルをクリアするたびに5kgずつ加算されて、今年の4月には240kgに達しました。
でも僕が240kgのバーベルを挙げられるというわけではないので、仮想MAXと呼んでいます。
仮想MAX240kgのサイクル
仮想MAX240kgのサイクルでは、Week1の3セット目で184kg5回を挙げなければなりません。
これがどうしても挙がらず、3サイクルも足踏みをして挑戦し続けましたが、それでも挙がらなかったので、一度仮想MAXを220kgまで下げることにしたんです。
そして今週は仮想MAX220kgのWeek2でした。
メインセットの予定は以下の通りです。
1セット目139kg3回、2セット目159kg3回、3セット目179kg3回以上出来る限り
そして実際にやったのは以下の内容です。
1セット目139kg3回、2セット目159kg3回、3セット目179kg5回
まあ、こんなモンでしょうか。
先週は169kgが5回しか挙がらず、とても驚いたんですが、今日は179kgが5回挙がりました。
少しほっとしました。
先週のあの力の出なさは一体何だったのでしょうか。
3ヶ月も経過したのに
179kgの5回というのは調べてみたら、自己ベストタイでした。
今年の3月8日にも179kgを5回挙げていました。
3月の記録と並んだだけというのはショックでもありますが、先週の絶不調を思えば、こんなもんかと思えます。
僕の感覚なんですが、スクワットやベンチプレスに比べて、デッドリフトは良いときと悪いときの差が大きくないですか?
デッドリフトでは本当に好不調の波が大きいと感じています。
179kgを挙げた後は、補助セットとして129kgを10回5セットやりました。
軽いバーベルですが、しっかりボリュームを稼ぐ事は出来ました。
なんとかこれでパワーアップできれば良いんですが。
デッドリフトの年間ボリューム
今年に入ってからのデッドリフトのボリュームは、今日の時点で111トンを超えました。
これは過去のトレーニングと比べてもかなり多いです。
過去のボリュームは次のようになっています。
2021年 111トン(6月16日時点)
2020年 128トン
2019年 66トン
2018年 45トン
2017年 26トン
こうしてみると、どんどん増えているのがわかります。
今年は今日の時点で111トンなので、怪我でもしない限り、年間200トンは超えそうです。
この年間のボリュームは、149kg以上のバーベルを挙げた場合のみ集計しているので、実際にはもっと挙げています。
例えば今日は補助セットで129kgを10回5セット挙げていますが、これらは全て集計の対象ではありません。129kg50回なら6.45トンですが、こういう補助セットは集計には言っていません。
なぜそのようにしたかというと、2017年に集計を取り始めた時に、149kgより軽いバーベルのデッドリフトは集計しても意味がないと考えていたからです。
今はそう思わないので、もっと軽いものまで含めて正確にボリュームを集計しても良いんですが、物凄くてまがかかるので、このままにしています。
これだけのボリュームのトレーニングをしているんだから、なんとしても壁を破って記録を伸ばしたいです
去年との比較
去年と比較すると今年は159kg、164kg、169kgでのトレーニングが薄くなっています。
具体的にいうと、159kgは去年が年間245本だったのに、今年はまだ57本です。
164kgは去年は229本挙げましたが、今年はまだ36本です。
そして169本が去年55本、今年20本です。
その代わり、170kg以上のバーベルを挙げた回数は今年の方がかなり多くなっています。
そう考えると今年のトレーニングは去年までよりも重たいバーベルばかりを扱っているといえそうです。
これは間違い無いですね。
5/3/1プログラムにしたがってトレーニングをしており、仮想MAXはどんどん重くなっていったので、間違い無いです。
でも159kg、164kg、169kgなどの重さを挙げた回数が去年を下回ったまま一年を終えるのは嫌なので、この辺の重量も補助セットに取り入れて、去年を上回りたいと思うようになりました。
補助セットにしては重すぎますが、去年の自分に負けるのは気分が良く無いんです。
なので、早速来週から補助セットに159kgを組み込みたいと思います。
例えば159kg10回、129kg40回ぐらいで良いでしょう。
そうするとあと10週間で159kgは去年の回数を超えます。
そうなったら今度は164kgを補助セットに組み込んで行きたいと思います。
仮に毎週10本挙げたとして、去年の回数を超えるのに19週間かかります。
今年が終わってしまいますね。
どうやら、159kg、164kg、169kgの全てで去年のボリュームを超えるのはかなり大変なようです。
デッドリフトを週二回に増やすぐらいしないとこなせないかも知れません。
でも去年の自分に負けたく無いので、頑張ります。
チームの先輩がブログをしていました
さっき、インターネットを何気なく見ていたら、驚きの発見がありました。
パワーリフティングの同じチームの先輩の方が、ブログをやっていたんです。
やっさんという方で、一度だけチームの合同練習会と親睦会で会った事があります。
僕より2つ年上で55歳です。
83kg級の選手で、僕なんかとはレベルが違う強さの人ですが、この方はなんと2006年からブログを始めていました。
もう15年もブログを書いているんです。
ブログでのハンドルネームは、やっさんで、本人のあだ名そのままですが、フログの中では本名も顔も出ています。
しかも合同トレーニングの写真などが公開されていて、僕もそこに写っていました。
僕のような弱小パワーリフターがブログを書いている事が悪い気がしてきました。
まだいくつかの記事を読んだ程度ですが、その中で気になったのは、加齢による筋力の低下の話でした。
いくらトレーニングをしても記録が落ちていくというのです。
そしてそれをどうしても受け入れられなくて、精神的に苦しいという話でした。
僕は今53歳ですが、筋力の低下というのはまだ経験がないです。
元々が弱いので、今はまだ成長できているという事なんでしょう。
若い頃から本当に強かった人は、そろそろ衰えてくる頃なのかも知れません。
もしそうなったら、本当に辛いと思います。
僕の場合はどうでしょうか。
どんなに鍛えても以前挙がったバーベルが挙がらなくなったら、トレーニングをやめてしまうかも知れません。
最後に
僕をパワーリフティングの世界に導いてくれた老師は、80歳になっても試合に出ていますが、それは並大抵のことではないですよね。
果たして僕にそんな事ができるでしょうか。
今はベンチプレスとデッドリフトの伸び悩みを抱えていますが、ここは気力と努力で吹き飛ばし、さらに伸ばしたいと思います。
来週のデッドリフトは、3セット目で189kgに挑戦します。
189kgは今年の3月14日に3回挙げているのが自己ベストです。
なので、可能なら、可能なら4回挙げて自己ベストを更新したいです。
ありがとうございました。