こんにちは、鹿野一郎です。
今回はゴールドジム千葉ニュータウンについて語りたいと思います。
千葉ニュータウンにゴールドジムが出来たのは2019年1月の事だそうです。
例によって覚えていませんが、日記にそう書いてあるので、たぶんそうなのでしょう。
僕は千葉ニュータウンのゴールドジムには6回だけ行った事があります。
最初に行ったのは2019年の3月7日で、最後に行ったのは同じ年の8月25日でした。
場所は北総公団線の千葉ニュータウン中央駅の駅前のビルの中です。
1 千葉ニュータウンの開発
このビルはもともとはダイエーでした。
千葉ニュータウンにダイエーが出来たのは僕が大学生の頃だったので、昭和の終りか、平成の始まりの頃だったと思います。
当時の千葉ニュータウンは、線路と駅と道路しかない感じでした。
まだ本格的な開発が始まる前で、ほとんど原野と言って良いほどでした。
そこに忽然とダイエーが出来たんです。
うちからは近くはありませんでしたが、道路がやたら空いていたので、よくダイエーに買い物に行ったものです。
月日がながれ、千葉ニュータウンの開発が進むと、線路の反対側にジャスコが出来ました。
そのジャスコは、その後名称をイオンに変えて、増床し、巨大になりました。
僕の記憶が確かなら、イオンは2回増床してさらに巨大化し、今の形なったのだと思います。
イオンが巨大化するのと反比例するように、ダイエーはすたれていき、潰れてしまいました。
その後、パチンコ屋になった事は知っていましたが、僕はパチンコはやらないので、そのダイエーだった建物に行く用事はなくなりました。
そしてさらに月日が流れて、2019年1月にその建物の中にゴールドジムがオープンしました。
千葉ニュータウンというところは、電車で行くのはとても不便なところですが、車で行くならば道が空いていて便利です。
ゴールドジムの最寄り駅の千葉ニュータウン中央駅は、北総公団線の駅ですが、この電車は昔は北総開発鉄道と呼ばれていました。
ちまたでは日本で一番料金の高い電車と言われていました。
今はどうなのか知りませんが、当時は初乗り運賃が260円で、一駅行くたびにおよそ100円ずつ値上がりしていたと思います。
2 千葉ニュータウンのゴールドジム
さて、ゴールドジムです。
千葉ニュータウンのゴールドジムには提携している立体駐車場があり、トレーニングをすれば無料で止められます。
これはとても有難いことですね。
千葉ニュータウンのゴールドジムに初めて行ったときは、二つの驚きがありました。
まずはダイエーの建物があまりに寂れている事、もう一つは千葉ニュータウンのゴールドジムがとても広くて設備が充実していて、素晴らしかった事です。
ダイエーの建物は昔の面影はなく、パチンコ屋とゴールドジムしか入っていない感じでした。
エスカレーターでゴールドジムのある三階に上がって行きますが、二階は完全に空いているようで、シャッターが下りていて、エスカレーターホールから出られないようになっていました。
つまり、エスカレーターに乗ると、自動的に三階まで行くしかないのです。
ゴールドジムはとてもとても広いですが、それでも三階にはかなり広いデッドスペースもあります。
この建物にダイエーがあったころは、千葉ニュータウンの中心地だったのに、全く面影がなくなってしまいました。
今(2021年6月)の千葉ニュータウンには栄えているところが二つあると言えると思います。
一つはジョイフル本田の周辺で、もう一つはカインズホームの周辺です。
どちらもホームセンターですが、特にジョイフル本田はとても巨大で、全国でもベスト10に入る大きさだそうです。
(千葉ニュータウンにジョイフル本田ができた当時の情報です。)
ジョイフル本田には今でもよく買い物に行きます。
千葉ニュータウンのゴールドジムですが、パワーラックがなんと6台もあり、ベンチプレスの台は4台ありました。
とても広くて解放感があります。広さは津田沼のゴールドジムの三倍ぐらいでしょうか。
しかもとても空いているので、バワーラックやベンチプレスの台はいつでも自由に使えそうです。
津田沼のゴールドジムのように使いたくても他の人が使っているから待たなければならないという事はなさそうです。
デッドリフトのプラットフォームまであるのは驚きでした。
これはなかなか他では見ない設備です。
さらに巨大なジャングルジムのような機材もありました。
何をするための装置なのかわかりませんが、あれならば10人ぐらいで同時に懸垂が出来そうです。
サンドバッグも2本ありましたが、格闘技のリングはありませんでした。
僕が行った事があるゴールドジムの中では、この千葉ニュータウンが最も設備が整っていて、しかも空いています。
なのでゴールドジムに入会するならば、この千葉ニュータウンが良いと思っていました。
僕のうちからだと津田沼は電車で行く事になりますが、千葉ニュータウンならば車で来られるので、なおさら良いと思いました。
一時期、成田のゴールドジムに車で通っていましたが、成田と比べても千葉ニュータウンの方が近いし、設備も整っているし、空いています。
まさに理想的なジムでしたが、それでも入会にはいたりませんでした。
3 新型コロナウィルスの感染拡大
2019年の年末頃、中国の武漢で新型の肺炎が流行し始め、新型コロナウィルスは間もなくクルーズ船に乗って横浜に上陸しました。
このため僕は2020年の初めから六月下旬までジムには行きませんでした。
2020年の五月末に一回目の緊急事態宣言が解除されたのを機に、ジム通いを再開しましたが、家の近くの24時間ジムに入会する事を決めました。
千葉ニュータウンより遥かに近いし、千葉ニュータウンよりもさらに空いていて、パワーラックはいつでも好きなときに使えるので、そこに決めました。
なので、千葉ニュータウンのゴールドジムにはわずかの回数しか行きませんでした。
4 試合前の調整
2019年の4月に僕はパワーリフティングの千葉県大会に出場しました。
それに先立って、千葉ニュータウンのゴールドジムでスクワットの調整をしました。
その当時の僕には、160kgのバーベルを担いでしゃがむのは怖い事でした。
潰れるかも知れないという恐怖を感じていました。
試合の前の週に170kgに挑戦しました。
3回挑戦して、3回とも成功しましたが、おっかなびっくりという感じでした。
1回目はしゃがみが浅いと自分で思ったので、もう一度170kgに挑戦する事にしました。
2回目はしっかりしゃがめたと思いましたが、立ち上がった後すぐにバーベルをラックに戻してしまったので、もう一度挑戦する事にしました。
試合の時は、立ち上がった後、主審から「ラック!」の合図がかかる前に動くと失敗になってしまうんです。
なので三度目の正直で、もう一度トライしました。
3回目はしっかししゃがみ、立ち上がって、不動の姿勢を取ってからラックにバーベルを戻す事が出来ました。
これで、試合では170kgは挙げられるだろうと思いました。
次はベンチプレスです。
これまでの試合でのベストは105kgだったので、今回は110kgを挙げたいと思っていました。
まず100kgを成功させ、続いて105kgを成功させました。
バワーリフティングのベンチプレスは、バーベルを胸につくまで下ろしたら、そこで1秒間静止させなければなりません。
1秒が経過して主審から「プレス!」の合図がかかったら、バーベルを押し上げます。
この1秒間の止めが実にきつくて、バーベルがとても重くなります。
これまで110kgに挑戦しても、全く上がらずそのまま潰れていました。
でもこのときは違いました。
バーベルが恐ろしく重い事には変わりありませんでしたが、わずかに持ち上がって行き、とても時間がかかりましたが、最後まで押し切る事が出来ました。
非公式ですが、ベンチプレスで止めの110kgが成功したんです。
これで来週の試合は大丈夫と思いましたが、そうはなりませんでした。
試合ではスクワットは170kgで潰れ、ベンチプレスも110kgで潰れました。
練習と試合は違うのだという事ですが、おそらくこういう結果に終った理由は減量だと思います。
最後の一週間で急激に力が出なくなったのをよく覚えています。
減量は、リミットまで体重を減らすだけでなく、筋力を落とさないようにしなければいけないので、簡単ではないですね。
これが千葉ニュータウンのゴールドジムで最も印象に残っていることです。
5 千葉ニュータウンについて
最後にもう少し千葉ニュータウンについて語って良いでしょうか。
僕が初めて千葉ニュータウンの敷地に足を踏み入れたのは中学生の時でした。友達と二人で自転車で迷い込んだ感じでした。
今でいう国道464号線がまだ開通しておらず、道路はありましたが、車は通れなくなっていました。
464号線は多くの道路と立体交差をしていて、交差点が近づくと地面に潜って行き,橋の下をくぐってまた地上に浮上するという感じです。
当時はそういう道路と橋があるばかりで何の建物もなく、道路が封鎖されていて車も走っていなかったので、これは一体何なのだろうととても不思議に思ったものです。
その道路は、とても長い直線道路で、自転車で走破できる距離ではありませんでした。
おそらくこの当時でも新鎌ケ谷駅から印西牧の原駅までの区間が整備されていたと思います。
ただ、まだこの当時は新鎌ケ谷の駅はありませんでした。
新鎌ケ谷の辺りは一体、ただの原野で何もなかったのを覚えています。
印西牧の原の駅があったかどうかは覚えていませんが、おそらくまだなかったと思います。
その後、僕が大学生になったときには先の述べたダイエーがオープンし、つづいてジャスコ、ジョイフル本田、ビッグホップ、モア、カインズホームなどがオープンしました。
さらにはスポーツデポ、メガマックスなどもオープンしました。
ニュータウンの開発が進んで人口が増えたため、千葉県印旛郡印西町は、千葉県印西市に昇格になりました。
千葉ニュータウンは2021年現在もさらに開発が進んでおり、日々進化しています。
最近は工場や企業の誘致がとても盛んで、どんどん大きな工場ができています。
おそらく十年後、二十年後にはまたさらに違った姿になっているのでしょう。
ありがとうございました。