2022年7月 富士急ハイランドに行って来ました。

富士急ハイランド

こんにちは、鹿野一郎です。
2022年7月17日に、富士急ハイランドに行って来ました。
今回は、5人で行きました。
メンバーは僕の他、娘のトンボ、トンボの友達のサリーちゃん、サリーちゃんのお姉さん、サリーちゃんはお姉さんの友達でした。
車は2台出しました。
うちの車と、サリーちゃんの家の車です。
運転はサリーちゃんのお父さんがしましたが、お父さんは1人で富士山に登ったので、富士急ハイランドには行きませんでした。
お父さんと、お姉さんと、友達は午前3時に出発して、5時半に富士急ハイランドの駐車場に着いたそうです。
お父さんはそこから富士山パーキングまで歩いて行き、そこからシャトルバスに乗って、富士登山の吉田口の5合目まで行きました。
残されたお姉さんと友達は、車の中で、5時半から8時頃までずっと待っていました。
一方、娘は3時に起きてサリーちゃんの家に1人で歩いて行き、僕は4時に起きて、5時にサリーちゃんの家に2人を迎えに行きました。
そしてそのまま富士急ハイランドに出発し、7時半には駐車場に着きました。

セブンイレブンの上に巨大なヒーローがいました。



僕と娘のトンボにとっては1年振りの富士急ハイランドでした。
富士急ハイランドには4大コースターと呼ばれるジェットコースターがあります。
フジヤマ、ええじゃないか、高飛車、ド・ドドンパです。

フジヤマは、キングオブコースターと呼ばれるジェットコースターで、宙返りはないですが、かなり激しいジェットコースターです。
4大コースターでは最も古く、富士急ハイランドの歴史を作ったジェットコースターと言っても言い過ぎではないと、僕は思っています。
最高地点の高さが79メートルで、確か世界一と言っていたような気がします。

フジヤマの乗り場です。



ええじゃないかは、ハイテクのジェットコースターです。
あれを言葉で説明するのは難しいです。
巨大な飛行機のようなコースターの左右の翼に人がぶら下がるように乗ります。
宙返りもするし、巨大なコースターがひねりで回転もするし、各座席が縦方向にスピンもするので、非常に複雑な動きをします。
あれのファーストフォールは、初めての人だったら大概絶叫すると思います。
僕も去年初めて乗った時は、あまりに恐ろしさに絶叫しました。
本当に予測不可能な凄いコースターです。
全部で14回転し、世界一だそうです。

高飛車は、落下角度が121度あり、世界一だそうです。
ほかに、暗闇でのひねりながらの落下、急加速、キレのある宙返りなどが魅力のジェットコースターです。
ひねりのキレが抜群で、最近のジェットコースターだと感じます。


ド・ドドンパは、F1を上回る急発進、急加速が売り物のジェットコースターです。
最初の1.56秒で時速180kmまで加速するという世界一の加速度を誇ります。
ただし、これで首を怪我したという人が何人か現れたため、現在は休止しています。
僕としては早く復活して欲しいと思っています。

フジヤマに2回乗りました。

今回はメンバー全員、8時半に中に入れるチケットを買いました。
通常の開園は9時なので、30分早く入れます。
値段は高いですが、最初のアトラクションに並ばずに乗れます。
娘とサリーちゃんは最初にフジヤマに乗ると決めていたそうです。
僕もフジヤマに乗るつもりだったので、最初は3人で行動しました。
サリーちゃんのお姉さんと友達は、最初にええじゃないかに行ったようです。

入園のための入口は、遊園入園のチケットを持っている人と持っていない人で分かれています。
7時45分頃に優先入園の入口に並びましたが、すでに1人の男性がいました。
椅子を用意していて,座っていました。
話を聞いてみると、何と5時から並んでいるそうです。
今日、何かのイベントがあるようで、そのために早くから来ているそうです。
僕達もイベント目当てで来たのかと聞かれたので、絶叫マシーンに乗るために来たと答えました。
それを聞いて、そのお兄さんは少し安心したような顔になりました。
おそらく、僕たちも同じ目的だったら、会場でのポジション取りのライバルになるので警戒したんでしよう。
という事はこのお兄さんも開門と同時にダッシュするはずです。
僕達はフジヤマの1番列車に乗るために走ります。

8時15分頃、富士急ハイランドの第1入園口手前の土産物屋のゲートが開きました。
優先入場チケットを買った人は、この段階で中に入る事ができます。
検温をして、手の消毒をしてから、手荷物チェックがありました。
カバンを開けて中を見せます。
去年はこんなチェックはありませんでした。
去年よりセキュリティーチェックが厳しいです。
おそらく、あの事件が関係しているんだと思います。

富士急ハイランドの第1入園口のゲートです。



手荷物チェックを終えると先頭のお兄さんは予想通り走り出しました。
僕達も続いて走ります。
中に入ってしばらく走ると、第1入園口があります。
そこが本当の富士急ハイランドの入口です。
その後、ゲートが開くのは優先入場のチケットを買った人は、8時半です。
¥¥
僕と娘ともサリーちゃんも走って行きましたが、僕は先日痛めた左の大腿二頭筋が痛くて、速く走れませんでした。
中を走って行くと、何故か前を歩いている人達がいました。
あの人達はどこから来たんだ?と思いましたが、おそらくオフィシャルホテルに宿泊している人達なんでしょう。
どうやらホテルに泊まった人は、優先入園より更に早く入れるようです。

第1入園口のゲートに着いた時、すでに前に12人も並んでいました。
こんなはずではなかったと思いましたが、全員フジヤマに向かったとしても1番列車に乗れるので、問題はありません。
フジヤマには一度に28人乗る事が出来ます。

やがて8時半になって、ゲートが開きました。
次々に人々が顔認証をして入園します。
富士急ハイランドの優先チケットはスマートフォンで買います。
その時にスマートフォンで顔を撮影して登録します。
そうすると、富士急ハイランドの入園だけでなく、全てのアトラクションが顔パスで乗れるんです。
顔認証の端末は、並列に6台並んでいました。
僕の前のおばさんが、うまく顔認証されなくて、少し時間を食いました。
でもすぐにスタッフが来て対応してくれたので、大きく遅れる事はありませんでした。
中に入って必死に娘とサリーちゃんを追いかけますが、脚が痛くて早く走れません。
それでもフジヤマに並んだ時は、前から2番目でした。
先頭は大学生ぐらいと見られる女の子1人で、次が僕と娘とサリーちゃんの3人でした。

そこでも顔認証をして、金属探知機でスキャンされてから、フジヤマに乗り込みました。
金属探知機なんて去年はありませんでした。
セキュリティーチェックが厳しくなっています。
おそらくあの銃撃事件が関係しているんでしょう。

娘とサリーちゃんは前から2列目の座席に座り、僕は1人で前から3列目の座席に座りました。
ジェットコースターは一番後が一番迫力があります。
それは、下り坂を落下する時、先頭が通過する時よりも、末尾が通過する時の方がスピードが出ているからです。
実際に、那須ハイランドパークのビッグバーンコースターで、最前列と末尾の両方に乗り比べて、はっきりと違いがあるのを確認しています。
那須ハイランドパークは、富士急ハイランドと違って、空いているので、何度でも気が済むまで繰り返し乗る事が出来るんです。
フジヤマの車両は全部で14列あります。
なので14列目が一番面白いと思います。
個人の感想ですが、ジェットコースターとしてのファーストフォールの迫力は、フジヤマより、ビッグバーンコースターの方が上だと思っています。
ただ、まだフジヤマの14列目に乗った事がないので、結論を出すことはできませんが。
いつかは14列目に乗ってみたいです。

フジヤマがスタートしました。
もう4回目なので、特に怖いと感じる事もなく、普通でした。
ただ、後半のひねりがやっぱりキツかったです。
ひねりが滑らかでなく、かなり荒削りな不連続な動きで、体の弱い人はあれで参ってしまうかも知れません。

フジヤマがプラットフォームに戻り、皆がロッカーから荷物を出して、出て行きます。
その時、先頭に座っていた女の子は荷物を取り出すと走り出しました。
さすがに1番列車の最前列に座るだけあって、富士急ハイランドに慣れています。
僕達も走ります。
その時にわかったんですが、僕の後には40代と見られる女性が1人で乗っていました。
しかもその女性もロッカーから荷物を取り出すと走り出しました。

鹿野一郎
鹿野一郎

あの人は1人でここに来ているのかな?

かなり珍しいケースではないか?と思いました。
大学生風の女の子が1人で来ているのは、わかります。
友達が全員絶叫マシーン大嫌いの人だったら、1人で来る事になるんでしょう。
でも、あの40代風の女性はどうなんでしょうか?
かなり不思議でしたが、声を掛ける訳にも行かないので、そのまま見送りました。
大学生風の女の子は、ええじゃないかの方へ走って行き、40代風の女性は高飛車の方へ走って行きました。
僕達3人は再びフジヤマに並びました。

2回目のフジヤマに乗るのに、待ち時間は43分でした。
去年はフジヤマの次は、ド・ドドンパに15分の待ち時間で乗れましたが、今回はそうは行きませんでした。
去年は7月23日と24日に行きました。
東京オリンピックの開会式の日とその翌日でした。
そのため高速道路も交通規制がされていたので、去年は空いていたようです。

2回目のフジヤマは、僕は前から5列目の席で、娘とサリーちゃんは6列目でした。
ほんの少し後ろにズレただけですが、2回目のフジヤマの方が迫力がありました。
これは娘達も言っていました。
娘達は最初が2列目で、次が6列目なので、結構違ったと思います。
いつかはフジヤマの14列目の座席に座りたいです。



2回目のフジヤマに乗り込む時、最前列には2人の大学生風の女の子が座る予定でした。
が、その2人が荷物を預けるロッカーのところで動かないので、どうしたのかと思って見ていました。
すると、1人の女の子がもう1人の子に謝って、頭を下げて荷物を持って出口に向かいました。
つまり、間際になって怖くなってリタイアしたんです。
最初はそれを見て、フジヤマの最前列なんて全然怖くないじゃん、一番怖いのは後だよ、と思いましたが、それは違いますね。
僕が戦慄迷宮に誘われたら、誘わらた瞬間に断ります。
誘った相手が誰であっても断ります。
瞬間に断ります。

お化け屋敷は大嫌いで、大苦手です。
それを考えると、あの子は苦手なジェットコースターなのに、友達のために一緒に乗る決心をして列に並んだんです。
きっと。
で、乗る段階になると自分たちが一番前だと知って、怖くなったんでしょう。
僕とは違って、一度は友達のために恐怖を我慢する決意をしたわけです。
僕のように、頼まれた瞬間に断るのではなく、一度は引き受けたけど、最前列と知って断念したんです。
とても優しい友達だと思いました。

フジヤマです。

高飛車に2回乗りました。

フジヤマの後、娘達と別れて単独行動になりました。
僕は高飛車に向かい、娘とサリーちゃんはトンデミーナに向かいました。
高飛車の列に並んだ時は、ここから100分という表示が出ていました。
でも60分の待ち時間で乗ることが出来ました。

このデタラメな数式を書いたのは誰だ!書いた奴、出てこい!!



ただ、1人で並んでいるのはかなり暇でした。
やっぱり娘達と一緒の方が楽しいです。
でも娘はサリーちゃんと2人で回りたいと最初から言っていたので、このような単独行動になる事はわかっていました。
仕方ない事です。
待っている間、暇なのでワイヤレスイヤホンでアイアンメイデン(というイギリスのヘビーメタルのバンド)のファーストアルバム、「アイアン・メイデン」(1980年)を聞いていました。
これだけでかなり退屈しなくて済みました。
高飛車は、去年乗った時は、あまり面白いとは思わなかったんですが、今回は楽しかったです。
暗闇での1回転ひねりをしながらの落下も、直線での急加速も良かったです。
ただ、ド・ドドンパの迫力と比べると劣ると思います。
去年はド・ドドンパの次にこれに乗ったので、面白いとは感じなかったんだと思います。

1回目の高飛車は1人で乗りましたが、夕方もう一度高飛車に乗りました。
今度は5人全員揃って高飛車に乗りました。
お姉さんと友達の女子高生コンビは激しく絶叫していました。
121度の急降下というのは全然大した事がなかったですが、宙返りのキレが抜群で面白かったです。

娘は富士の樹海に興味があると言っていたので、一番上まで登ったら多分見えるよと話しておきました。
一番上まで登ると、確かに右側に富士の樹海(正式には青木ヶ原)が見えましたが、娘にはそれを確認する余裕はなかったようです。

トンデミーナに2回乗りました。

1回目の高飛車に乗った後は、戦慄迷宮の前に行きました。
戦慄迷宮というのは、富士急ハイランドのお化け屋敷です。
所要時間が50分という長さで、世界一怖いお化け屋敷とも言われています。
富士急ハイランドには世界一のアトラクションがたくさんあります。
娘達は4人でこの戦慄迷宮に入るそうです。
僕だけ完全に仲間外れですが、僕はお化け屋敷が大苦手なので、誘われても絶対に入りません。
これまでの人生でお化け屋敷に入ったことは2回ありますが、2回とも入り口から出てしまう程、苦手です。

戦慄迷宮に入るためには、フリーパスを持っていても、別料金を払って時間指定のチケットを買わないといけないです。
チケットは、フリーパスを持っている人は、4人で4000円です。
娘達は、11時半から12時の間に入るチケットを買ったそうです。
なので、娘達が戦慄迷宮に入るところと、出て来るところを見に行こうと思って、戦慄迷宮に向かいました。

戦慄迷宮です。



戦慄迷宮の前に着いたは11時過ぎで、少し早かったです。
まだ娘達は来ていませんでした。
戦慄迷宮から出てくる人々の様子を見てみると、そんなに怯えた様子ではないです。
中には笑いながら出てくる人もいました。
「生身のお化けは3人しかいなかったな。」と言っていたおじさんもいました。
噂とは随分違うようです。

やがて娘達が4人揃いましたが、怖くないなら出口で待っていても仕方ないと思い、僕は戦慄迷宮を離れて、トンデミーナに向かいました。
娘とサリーちゃんは、僕とフジヤマに乗った後、トンデミーナに行ったそうです。
面白かったから、2回乗ったと言っていました。
僕はトンデミーナには乗った事がなかったので、行ってみることにしました。

またしても1人で待ちます。
周りから見ると、痛いおじさんだと思います。

あのおじさん、あの年で1人で遊園地に来てるのかよ。
子供もいなくて、奥さんもいないのかよ。
ていうか、彼女もいないんだろ?
それどころか、友達もいないのかよ。
物凄く気の毒なおっさんだな。

と思われているかも知れないです。
トンデミーナというのは、巨大な振り子の下端に、円盤がついているアトラクションです。
円盤の直径は9メートルあり、その外周に外側に向かって一度に50人が座れます。
巨大な振り子がスイングすると同時に、円盤が回転するアトラクションで、簡単にいうと回転するバイキングのようなものです。
これは上から覆いかぶさるハーネスがかなりがっしりしていたので、全然怖くありませんでした。
というより、面白かったです。
相模湖プレジャーフォレストの大空天国というアトラクションに似ています。
大空天国は、僕が今までに乗ったアトラクションの中で最も恐ろしいアトラクションです。
あまりの恐ろしさに絶叫した後、声が出なくなり、意識が遠ざかって行きました。
このままでは気絶して本当に放り出されると思ったので、最後は目を瞑ってやりすごしました。
もう2度と乗りたくないです。
あのアトラクションがなぜあんなに恐ろしいかというと、安全装置が、ベルト1本だけだからです。
脚は宙ぶらりんだり、手も捕まるところがありません。
それで前後に大きく振られ、頭の上に地面が見えるような状態になるんです。
本当に死ぬと思いました。
頭の上に地面が見えるのは、トンデミーナも同じですが、頑丈なハーネスが守ってくれているので、ちっとも怖くありませんでした。
超高層ビルの屋上で、端に寄って下を覗けと言われた場合、手すりがあれば怖くないですが、手すりがなかったら怖すぎますよね。
大空天国の恐ろしさは、そこにあると思います。


トンデミーナには、夜になってまた乗りました。
この時は、娘、サリーちゃんと3人で乗りました。
やっぱり1人より3人の方が楽しいです。
夜は夜で景色が綺麗でした。
フジヤマのコースや観覧車がライトアップされて、カラフルでした。

4 安全のための注意喚起と、セキュリティーチェックが強化されていました。

富士急ハイランドでは、去年、ド・ドドンパになって首の骨を折ったという若い女性がテレビに出ました。
歌手志望の子で、ド・ドドンパに乗った数日後、首が痛いので病院で診てもらったら骨折していたという事だったと思います。
当日はド・ドドンパに乗った後も、富士急ハイランドで遊んでいたそうです。

その子はテレビ出演の後、かなり徹底的に叩かれることになりました。
テレビに出演した時の態度や仕草が、見ている人々の神経を逆撫でしたようです。
僕はそのテレビは見ていないんですが、見た人のコメントによると、かわいそうな怪我人という立場での出演ではなく、歌手志望を前面に出した、自分の可愛さアピール全開の出演だったそうです。
それで富士急ハイランドのド・ドドンパは不名誉な注目を集めるようになりました。
さらに、その後、同じようにド・ドドンパで怪我をしたという人が複数現れて、ド・ドドンパは運行停止に追い込まれました。
調査委員会が設置されて、調査した結果、アトラクションの設計や運航には問題ないが、注意喚起の仕方には改善の予知があるとされました。
そのため、今回は去年と比べて、注意喚起が徹底されていました。
係員が「正面、背中、安全バー」と手拍子で安全のための注意点を強調していた。
正面を見て、背中をきちんと背もたれに密着させて、安全バーをしっかり握りましょうという事です。
お客さん達も、一緒に「正面、背中、安全バー」と手拍子をして合言葉を唱えることを求められました。
あのやり方はうまいと思います。
ただ、一方的に言うだけでは、まるで聞いていない人が多数いても不思議ではないですが、手拍子込みで声を出せと言われたら、やるしかありません。
しかも、顔パスを通過して、いよいよ乗り込むという段階になって、それをやるんです。
従わない人はいないと思います。
実に効果的な注意喚起だと思いました。

クールジャッパーンです。

これはびしょびしょになります。手加減なしです。

富士急ハイランドのおひとり様

富士急ハイランドでは、僕がおひとり様だったため、他のおひとり様にも目が行きました。
上でも述べた、フジヤマに乗った時の大学生風の女の子、40代風の女性の他に、トンデミーナに乗った時の右隣の若い女性も1人でした。
さらにええじゃないかに乗った時も、僕の前のグループにおひとり様がいました。
若い女性でした。
考えてみれば、僕が今日見たおひとり様は全員女性でした。
男性のおひとり様は僕だけだったんでしょうか?
それとも僕が男だから、女の人にばかり目が行ったんでしょうか。

遊園地に1人で行って楽しいのかと言われたら、僕は楽しくないです。
やっぱり娘達がいたから楽しかったんだと思います。
1人で列に並んでいる間も、娘とLINEで連絡を取り合っていたので、完全に1人ではありませんでした。
娘達がクール・ジャッパーンという、全身ずぶ濡れになる急流滑りに乗る前と乗った後の写真をLINEで送ってくれましたが、思わず笑ってしまいました。

富士急ハイランドで見かけたおひとり様達が、本当に1人で来ていたのか、それともたまたまその時だけ1人だったのかはわからないですが、1人で遊園地に行って、とても楽しいという人もいるんだと思います。
僕は1人で旅行に行って楽しいと感じるし、映画も1人で行きます。
でも、カラオケやボウリング、スキー、海、プール遊園地は1人では行かないです。
1人でキャンプには行く人も最近は多いようですが、僕はそもそもキャンプ自体が好きじゃないので、行かないです。



フジヤマで見た大学生風の女の子と、40代風の女性は次のアトラクションに走って行ったので、本当に遊園地を楽しんでいるように見えました。
でも、そうとは思えない人もいました。
トンデミーナでは僕の右隣に座った若い女性がそうです。
かなりの美人だったのではないかと思いますが、ちっとも楽しそうではありませんでした。
直接顔は見てないですが、運転室の窓が鏡みたいに景色を映し出していたのでわかりました。
その人が1人だという事も、ちっとも楽しそうではない事も、かなりの美形ではないかという事もです。
あの人が1人で遊園地に遊びに来たとは、どうしても思えなかったので、勝手なストーリーを作ってしまいました。

元々彼氏と2人で来るはずだったのに、当日になっていきなりキャンセルされてしまったので、仕方なく1人で来たという感じでしょうか。
新宿から富士急ハイランドまで直通バスが出ているので、当日1人で来るのは、例え運転が出来なくても可能です。
日付指定のフリーパスを買ってしまっていたから、もったいないから来たという可能性はあるでしょう。
でも、事情が事情だからちっとも楽しくなくて、あんな感じになったのかも知れないです。
まあ、勝手な予想ですが。

おそらく、今回僕が単独行動をしないで、ずっとグループで動いていたら、おひとり様には気がつかなかったのではないかと思います。

ナガシマスカの招き猫です。世界一大きいそうです。

戦慄迷宮は怖かったみたいです。

戦慄迷宮の話です。
戦慄迷宮に娘達が入っていくところと、出てくるところを見届けようと思っていましたが、あんまり怖くなさそうだったので、僕は戦慄迷宮を離れて、1人でええじゃないかに並びました。
並び始めてすぐに娘からLINEが届きました。
戦慄迷宮に入ったけれど、わずか10分でリタイアしたそうです。
サリーちゃんと2人でリタイアしたと書いてありました。
お姉さんとその友達はその先まで行ったそうですが、2人はリタイアしました。
詳しい事はわかりませんでしたが、「あれは無理。」とLINEに何度も書いてありました。

後になって話を聞くと、まだお化けが1人も出てこないうちにリタイアしたそうです。
入り口を入ると、グループごとに個室に案内されて、恐ろしい映像を見せられるそうです。

戦慄迷宮というのは、人体実験をしていた病院の廃墟という設定ですが、どのような恐ろしい事をしていたのかを映像で見せられるそうです。
そして、その後、扉を開けて病院内に案内されるそうですが、もう見ただけで中に入っていくのが怖かったそうです。
椅子が突然動いたり、明かりが突然消えたりして、とにかく雰囲気が怖いと言っていました。
何もかも怖いと言っていました。

娘は最初から、サリーちゃんの腕にがっちりとしがみつき、左手で両目を塞いで、下を向いて歩いていたそうです。
それじゃあ、全く話になりませんよ。
お化け屋敷に入ったとは言わないでしょう。
入る前は、ポジティブな言葉をどんどん発して、出てきたお化けにも陽気に話しかけて怖い気分を吹っ飛ばすと言っていましたが、最初の映像で一発でアウトになったようです。

林間学校なんかの肝試しもそうですよね。
単に夜の森の中をグループで歩くだけなら特に怖い事はないんですが、始める前に高齢の先生の怖い怖い怪談話があって、全員足がすくんでしまいました。
僕が小学生だった時の、林間学校の肝試しがそうでした。
習字の先生が、親知らず子知らずの話を聞かせてくれたんですが、それが物凄い迫力で、本当に怖かったです。
そのため、全員足がすくんでしまって、本当に怖い肝試しになりました。

戦慄迷宮から笑って出てくる人々は、おそらく方々の遊園地のお化け屋敷をほとんどすべて制覇しているんじゃないでしょうか?
そういう人達が入ると、余裕があるのかも知れないです。
ジェットコースターもそうだと思います。
普通の遊園地のジェットコースターでは物足りなくなった人がフジヤマに乗れば、とても楽しいと思いますが、ジェットコースターに乗った事がない人で、実は苦手な人がいきなりフジヤマに乗ったら、最後は泣いてしまうかも知れないです。
フジヤマで泣いている人を見たことはないですが、那須ハイランドパークのビッグバーンコースターでは、子供が泣いているのを何回か見た事があります。
あのファーストフォールは本当に強烈です。
特に一番後席が強烈です。
娘とサリーちゃんは、今度は普通の遊園地のお化け屋敷に入ろうねと話していました。

お化け屋敷ではないですが、那須ハイランドパークで、「レーザーミッション」というアトラクションに娘と2人で入った事があります。
まだ娘が小学校3年生ぐらいだった時だと思います。
お化け屋敷みたいに薄暗い要塞に忍び込んで、ミッションを成功させて無事に帰ってくるというアトラクションなんですが、とにかく薄暗かったです。
ようやく目当てのコンピューターのようなものを見つけ、それに指示された通りのプログラムか何かをしようとした時、いきなりサイレンが鳴って、赤いランプが点滅し、アナウンスが流れました。
「侵入者発見、侵入者発見、ただちに始末せよ。」このようなアナウンスが繰り返し流れて、遠くから靴音が聞こえてくるような気がしました。
これはさすがに慌てました。
娘は完全に取り乱して泣きそうになっていましたが、遊園地のアトラクションなんだから、本当に銃を持った人々が襲いにくるはずがないと自分に言い聞かせて出口を探しました。
扉がたくさんあって、どれが出口か分からなくて、怖い思いをしたのを覚えています。

もし娘とサリーちゃんが他の遊園地に遊びに行くならば、もちろん僕が車を出します。
那須ハイランドパークでも、よみうりランドでも良いです。
僕が運転して2人を連れて行きます。
でも、お化け屋敷には絶対に、絶対に入りません。

富士飛行社に乗りました。

富士急ハイランドに行くのは今回が4回目ですが、今回初めて富士飛行社というアトラクションに乗りました。
どんなものなのか知らずに乗ったんですが、期待していました。
受付が3時半からという事だったので、1回目のトンデミーナの後に富士飛行社に向かいました。
少し早かったかと思ったんですが、すでにかなり長い行列が建物の外まで伸びていました。
並ぶと列はどんどん前に進みます。
おそらく今、建物の扉が開いたんだと思いました。



入り口のところで女性の係員がカウンターで入場人数を数えながら、「今から入るお客様は1時間待ちになります」と言います。
富士急ハイランドでは、1時間なら並んだうちに入らないので迷わず中に入ります。
が、しかし、中に入ってからが、途方もなく長かったです。
建物の中で待つのは、外で待つのとは全く違います。
他のジェットコースターが動いているのも見えないし、女の子達の悲鳴も聞こえないし、空も見えません。
これは本当に堪えました。
結局待った時間は1時間半ぐらいだったんですが、3時間ぐらいに感じました。
富士飛行社というのは、架空の航空会社で、その飛行機に乗って空の旅に出るというアトラクションでした。
東京ディズニーランドのスターツアーズみたいな物です。
富士山の映像はとても綺麗でしたが、スターツアーズと比べると、地味で面白みに欠けました。
並んだ時間に対して満足度がだいぶ足りなかったです。
あれは一度乗ったらもう十分だと思いました。
期待していただけに、残念でした。

アイドルのステージが良かったです。

午後2時頃、トンデミーナを待っている間、隣のステージで中学生ぐらいの女の子達が歌って踊っていました。
客席は多数用意されていましたが、ほぼ満席でした。
最初は録音された曲をスピーカーから流しているんだと思っていましたが、その後女の子達が踊りながら歌っているのを見て驚きました。
素人のカラオケと比べたら上手過ぎます。
しかも踊りもレベルが高いと思いました。
おそらく気温は30度に達していたと思いますが、笑顔では激しく踊って歌を歌っています。
6人で歌い終わったら、順番に2人ずつ出てきて、踊り、歌い、最後はまた全員で歌っていました。
そのステージのおかげで、トンデミーナを待つ時間はあっという間に過ぎました。
僕は昔からアイドルには興味がなくて、おニャン子クラブもAKB 48も興味ゼロでした。
でも、1996年にイナヅマのように現れて、2000年に煙のように解散したSPEEDは大好きでした。
今日のステージの子達の歌とダンスはかなりレベルが高いと思いましたが、流石にSPEEDには及ばないです。
あの4人組は本当に突出したグループだったと思います。

トンデミーナに乗った後、富士飛行士社に並んでいる間にあの子達が何者なのかを調べてみました。
富士急ハイランドのアプリからイベント情報を見てみると、グループ名はLUCKY2(ラッキー・ラッキー)というそうです。
すでにテレビにも出演していて、曲にもタイアップが付いているようでした。
年齢は12歳から15歳だそうです。
その年であそこまで歌って踊れるなら、きっと小さい頃から厳しい練習をして来たんでしょう。
凄いことだと思いました。
でも、芸能界で成功するのはほんの一握りです。
厳しい道だと思います。

物凄く疲れました。

ものすごく疲れました。
朝の8時半から夜の8時まで富士急ハイランドにいましたが、おそらく10時間以上立っていました。

アトラクションに乗っている間は座っていますが、結果として僕が乗ったアトラクションは、

フジヤマが2回(娘、サリーちゃんと3人で乗りました)
高飛車が2回(最初は1人、次は5人全員で乗りました)
トンデミーナが2回(最初は1人、次は娘、サリーちゃんと一緒に乗りました)
ええじゃないかが1回(娘、サリーちゃんと乗りました)
富士飛行社が1回(1人で乗りました)


です。
これらに乗っている間は座っていましたが、全部足しても20分ぐらいです。

他に、食事をしている間も座っていました。
昼にフジヤマの向かいのスタンドで、シーフード焼きそば(700円)を食べ、夕方にフードスタジアムでスタ丼(1050円)を食べました。
この間は座っていましたが、合計しても15分ぐらいです。
他に、戦慄迷宮で4人が来るのを待っている間もベンチに座っていましたが、ほんの10分ぐらいです。
つまり、合計しても45分ぐらいしか座っていませんでした。
ほとんど立ちっぱなしだったので、本当に、本当に疲れました。

シーフード焼きそばです。これは値段なりの価値がありました。量も味も満足でした。
フードスタジアムのスタ丼です。これで1050円は納得いきません。金返せ!



夜に、娘、サリーちゃんとトンデミーナを降りた時はもう7時半でした。
閉園時間まであと30分しかないから急いでまだ動いているアトラクションを探そうと言って、2人は駆け出しますが、僕はその後姿を見て、中学生の体力がうらやましかったです。
今回は、とても楽しかったですが、とても疲れました。
富士急ハイランドはもう、いいです。
もし2人がまた来年行きたいと言ったら、車を出して僕も行きますが、自分からは行こうとは提案しないと思います。
本当に疲れました。

でも、楽しかったです。
来年にはまた新しいコースターが出来るそうなので、来年もまた行く可能性は高いと思います。

今回はこんなところです。
ありがとうございました。

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