こんにちは。鹿野一郎です。
この間、自宅でデットリフトをしている時にあることに気がつきました。
僕が持っているバーベルの最大の重さは194kgだと思っていましたが、実は195kgにする事ができるという話です。
僕は自宅にバーベルを持っていますが、始まりは大学生の時にダンベルを買ったことでした。
何回かに分けて買ったんですが、プレートは1kg2枚、2kg2枚、3kg2枚、5kg4枚、7.5kg2枚を持っていました。
ところがある日、1kgのプレートを二度と使えない状態にしてしまいました。
それは、ゴミ箱の背面に両面テープで貼り付けてしまったからです。
その当時、リビングのゴミ箱が不安定で、ちょっと足を引っ掛けただけですぐに横倒しになり、中のゴミが散乱してしまっていたので、安定させるために、ゴミ箱の背面に1kgのプレートを貼り付けてしまったんです。
そうするとゴミ箱は二度と倒れなくなりましたが、その1kgのプレートは二度と使えなくなりました。
その当時はダンベルを熱心に使っていなかったので、それで良いと思ったんですが、数年後に猛烈に反省し、なんとか剥がそうとしましたが、強力にくっついてしまっていて、ゴミ箱を破壊しない限り、取れない状況になってしまいました。
なので、その1kgのプレートのことは諦めました。
その後、15kgのプレートを4枚買い、バーベルシャフトを買い、20kgのプレートを4枚買いました。
自宅で組める最も重いバーベルは、194kgになりました。
バーベルシャフトが9kgで、左右に20kg2枚、15kg2枚、7.5kg1枚、5kg2枚、3kg1枚、2kg1枚をつけると194kgになります。
そして1kgのプレートが1枚余ります。
1kgのプレートはゴミ箱の背面に1枚貼り付けてしまい、それはバーベルに使えないので、どうしても1kgが1枚余ってしまうんです。
でもこれを余らせない方法に気付きました。
簡単なパズル その1
まるでパズルのような問題ですが、左右に全く同じようにプレートをつけて重さを最大にしようと思ったら、上に示した194kgが最大になります。
でも、右と左の重さが同じならば、内訳が違っても構わないと考えると、1kgのプレートを余らせないで、全てを使って195kgにする事が出来るんです。
少し考えればすぐにわかる事なんですが、そんな事は考えたこともなかったので、発見するのに随分と時間がかかりました。
左右の20kg2枚と15kg2枚をつけることは変わらないですが、その先をちょっと変えれば1kgを余らせないように出来ます。
7.5kgのプレート2枚の重さは、5kgのプレートの重さ3枚と同じです。
このことに目をつけると、以下のような組み合わせが可能になるんです。
右側に7.5kg2枚、5kg1枚、3kg1枚をつけます。合計23kgです。
左側に5kg3枚、3kg1枚、2kg2枚、1kg1枚をつけます。これも合計23kgです。
こうするとあまりなくバーベルを組めます。
シャフトが9kgで、それに20kg2枚、15kg2枚がつくと、149kgです。
それに上記の左右23kgがつくと、195kgになります。
このようにして、あまりを全く出さずに195kgのバーベルを組む事が出来るんです。
でも、だからどうした?という話ですね。
実際にこの195kgのバーベルを組んでトレーニングをする事はないと思います。
194kgと195kgでは1kgしか変わらないし、左右が非対称なバーベルは組みにくいので、おそらく195kgのバーベルを実際に組むことはないと思います。
それよりも、20kgのプレートを買い足したほうがずっと嬉しいです。
194kgのバーベルは片側に付けるプレートが多すぎて、組みにくいんです。
あらたに20kgのプレートを2枚買ってしまえば、大きいプレートだけで189kgに出来るので、かなりバーベルが組みやすくなります。
簡単なパズル その2
最近僕はカールやライイング・トライセップ・エクステンションなど、腕のトレーニングではバーベルの重さを2kg刻みに変えて扱っています。
以前は2kg刻みに組む事が出来ませんでした。
例えば一番軽いバーベルは、シャフトだけの9kgです。
次に軽いバーベルはこれに2kgを1枚ずつつけた13kgです。
1kgのプレートは1枚しかないので、11kgは組めないんです。
13kgの次に軽いのは15kgで、9kgのシャフトの左右に3kgのプレートをつけた物になります。
では、この次は何kgでしょうか?
数年前の僕は、9kgのシャフトの左右に5kgのプレートをつけて、19kgのバーベルを組んでいました。
4kgのプレートがないので、17kgのバーベルは組めないと思っていました。
でもこれは間違いでした。
4kgのプレートがなくても、左右に4kgずつ付けることは可能でした。
それは右に3kgと1kg、左に2kgと2kgをつける方法です。
こうすれば、4kgのプレートがなくても、左右に4kgずつつけて、17kgのバーベルが組めるんです。
次は左右に5kgのプレートをつけて19kgです。
その次の21kgはどうやって組むかというと、左右に6kgずつ付ければ良いので、右が5kgと1kg、左が3kgと3kgにすれば良いんです。
23kgのバーベルを組む時は、左右に5kgと2kgを1枚ずつつければ良いです。
25kgのバーベルを組む時は、左右に5kgと3kgを1枚ずつつければ良いです。
そして27kgのバーベルを組む時は、17kgのバーベルを組む時と同じようにすれば良いんです。
17kgのバーベルに左右5kgをつければ、27kgになります。
これを繰り返していけば、ずっと2kg刻みのバーベルを作る事ができるんです。
まるでパズルですね。
最近はこのようにして2kg刻みにに、24kgから44kgぐらいの重さで腕のトレーニングをしています。
左右が非対称ですが、軽いプレートなので組むのが面倒ではないんです。
ダンベルを使うには不揃いすぎるんです
僕は普段のトレーニングは、サイドレイズはダンベルでやりますが、他の種目はすべてバーベルでやっています。
ダンベルはサイドレイズでしか使っていません。
その理由は、僕のプレートはダンベルとして使うには不揃いすぎて扱いにくいからです。
ダンベルは普通2個同時に使います。
だから同じ重さのプレートは4枚ずつあるのが理想です。
でも僕が使えるプレートは、1kg1枚、2kg2枚、3kg2枚、5kg4枚、7.5kg2枚で、4枚揃っているのは5kgだけなんです。
15kgと20kgを4枚ずつ持っていますが、これらのプレートはデカすぎて、ダンベルには向きません。
1kgは1枚しかないし、2kgと3kgと7.5kgは2枚しかないので、ダンベルではとても使いにくいです。
もし、1kg、2kg、3kg、5kg、7.5kgがすべて4枚ずつあれば、もっとダンベルを使うようになっていたでしょう。
一時はそのようにするためにプレートを買い足そうと思いましたが、それも断念しました。
僕が持っている1kgから7.5kgのプレートはNIPPYOというメーカーのプレートですが、ずいぶん前になくなってしまい、今はプレートを販売していません。
それに僕がこれらのプレートを買ったのは30年も昔の話で、今では1kg、2kg、3kg、7.5kgというプレートはほとんど販売されていないんです。
現在では1.25kg、2.5kg、5kgのプレートが主流で、1kgとか2kgとか3kgとか7.5kgという重さのプレートはほとんど売っていません。
だから、プレートの不揃いを解消するのは難しく、ダンベルを組むのには不自由すぎるんです。
だからバーベルが中心になっています。
プレートが不揃いでも、上で述べたように軽いバーベルが2kg刻みに組む事が出来るので、バーベルとして使う分には全く不自由はないです。
2kg刻みにバーベルを組むためには、たった1枚になってしまった1kgのプレートがなくてはなりません。
どんな状況になっても、プレートは大切にしなければならないなと強く思いました。
ひどいバーベルの使い方
去年、2020年の4月、5月は日本全国自粛ムードで、会社も学校も休みになりました。
あまりにも暇なので、家の床にワックスをかけ、ウッドデッキの塗装をしました。
我が家は2階のベランダの塀の外側部分がウッドデッキと同じ素材の木だったので、可能ならば、1階の屋根の上に登って、ベランダの外側部分の木材の汚れを洗い落として、塗装しようと考えました。
でも屋根には傾斜があるので、落ちる危険性があります。
なんとか命綱を作れないかと考えました。
ホームセンターで牽引用のロープを買って来て、それを腰に巻いて、部屋に中の柱や何か重いものに縛りつければ命綱になると思いました。
家の中を見ても、柱というものはなかったので、何か重いものを探すしかなくなりました。
僕の体重が75kgとすると、命綱として使うならば、150kg以上ある重たいものに縛り付けるのが安心です。
何かないかと思ったら、一つありました。
我が愛すべきバーベルちゃんです。
バーベルに命を託して、ベランダの塀を乗り越えて、一階の屋根の上に乗り、木材の汚れを落として塗装をするということを考えました。
なかなか良いアイデアだと思ったんですが、いざ実行しようと思ったら、妻から、
みっともないから、やめて!
と言われて終わりになりました。
結局、木材の掃除もしていません。
あれだけ暇があったんだから、それぐらいしても良かったと思いますが、みっともないと言われてしまったら仕方ありません。
残念ながら、バーベルに命を託した共同作業は実現しませんでした。
ゴルフが好きな人々と比べてみると
僕の身の周りで、自宅にバーベルを持っている人は、僕のほかは1人しかいません。
ちなみにその人はバーベルだけでなく、パワーラックまで持っています。
実に羨ましいです。
筋トレが好きでバリバリ鍛えている人は何人かいますが、なかなかバーベルを購入するまでには至らないのでしょうか。
一方で、ゴルフの好きな人々はたくさんいます。
よく、
一緒に回りましょうよ。
と誘われます。
でも僕はゴルフは大苦手で、楽しいとも思えないし、行けば絶対に周りに迷惑をかけるので、行く気になれないんです。
家族でパークゴルフやパターゴルフはよくやりますが、本物のゴルフはちょっとダメです。
ゴルフ好きの人々は、大抵ゴルフクラブのセットを持っていると思います。
あのセットは何て言うんでしょうか。
アイアンセットで良いんでしょうか?
5番アイアンとか、9番アイアンというような名前をよく聞きます。
ドライバーとパターはアイアンなんでしょうか?
他にウッドというのも聞いた事がある気がしますが、木のクラブなんてあるんでしょうか?
それはともかく、あのゴルフクラブのセットはいくらぐらいするんでしょうか?
もちろん値段によってピンから切りまであると思うんですが、例えば5万円で買えるんでしょうか?
今ネットで調べてみたら、ゴルフクラブを入れるカバンまでセットになって、安いものは3万円ぐらいからあるんですね。
ゴルフクラブの数は写真を数えたら10本ですね。
10本とカバンで3万円ですか。
随分と安いんですね。
じゃあ、バーベルはどうでしょうか?
ちょっと調べてみたら、ボディーメーカーのハンマートーンプレートの100kgセットで4万円弱でした。
シャフトは28mm規格の160cmです。
こうして比べてみると、ゴルフクラブよりもバーベルの方が高いんでしょうか?
僕が持っているバーベルは総重量195kgですが、全部でいくらかかったのかはちょっと計算するのが面倒です。
全部バラで買ったもので、値段を調べて足し合わせるのはちょっと手間がかかるので、また今度にしますが、100kgで4万円なんて安さのはずはなく、もっと高いです。
全部で10万円ぐらいしたかも知れないです。
昔はバーベルが高かったですからね。
僕は週に1回ジムに行き、他の日は自宅で自分のバーベルでトレーニングをしています。
もっと自宅でトレーニングをできる時間を確保したいと思っています。
時間が足りなくて満足にトレーニングできないのは悔しいです。
では、ゴルフの打ちっぱなしに毎週通っている人はどのくらいいるんでしょうか?
職場の同僚で、毎週打ちっぱなしに行っている人はいないような気がします。
きっとみんな忙しくてそんなには通えないでしょう。
ゴルフの本コースに出て18ホール楽しむなんていうのは年に数回でしょうね。
そう考えると筋トレの方が頻繁に楽しむ事ができるような気がします。
ゴルフクラブを持っている人は、毎日素振りをしているんでしょうか?
うちの向かいに住んでいるご主人はたまに道路で素振りをしていますが、毎日ではないです。
月に数回だと思います。
そう考えると筋トレ好きは、ゴルフ好きより恵まれているかも知れないです。
楽しむ頻度が高いからです。
全く意味のない比較ですが、僕はゴルフについて本当に何も知らないことを再確認しました。
あのバッグにゴルフクラブが何本入っているかも知らなかったんですから。
何度も本コースでゴルフをした事があるのに、クラブの本数すら知りませんでした。
ゴルフを好きな人は、玉を打つ場面ごとに、「ここは5番だな。」とかわかるんだと思いますが、すごい事だと思います。
僕にはあのクラブ達の違いがわかりません。
さすがにドライバーとパターが違うのはわかりますが、あとはみんな同じだと思ってしまいます。
まあ、それはお互い様かも知れないですね。
筋トレをしない人には、ベンチプレスのマシーンとバーベルのベンチプレスは違うんだと言っても通じないでしょうし、ダンベルを使ったベンチプレスはさらに違うんだと力説しても、「この人、頭がどうかしているんじゃないだろうか?」と思われて終わりですよね。
お互いに知らないことは知らないという感じでしょうか。
なんかまとまりがないですが、今回はこの辺にさせてもらいます。
ありがとうございました。
内部リンク「僕のダンベル その6(ゴミ箱とプレート)」