妻と寝室を交換することになりました。

自分のバーベル ただの日記

こんにちは。鹿野一郎です。
昨夜、妻と僕の寝室を交換することが決まりました。
明日の土曜日に引っ越しをします。
僕の家の2階には4つの部屋があります。
6畳の洋間は娘の部屋で、6畳の和室が妻の寝室、4畳半の和室が僕の寝室兼トレーニングルームで、3畳半の洋間が僕の書斎です。
3畳半というのは中途半端な間取りですが、4畳半の部屋から1畳分の階段スペースを切り取った形を想像していただけると分かりやすいと思います。
3畳半の書斎と、4畳半の寝室兼トレーニングルームは、ふすまで仕切られていて、それを開けるとつながるようになっています。

部屋を交換する理由

昨夜、僕がお酒を飲みながら録画しておいたドラマを見ていたら、珍しく妻が僕の部屋に入って来ました。
何の用かと思ったら、隣の部屋の娘の音がうるさくて寝られないということでした。
妻の寝室と娘の部屋は壁一枚を隔ただけの隣どうしなので、音が丸聞こえなんです。
以前は娘は早くに寝ていましたが、今は6年生になり、妻より遅くまで起きている事もあるので、音が気になるというんです。
妻はもともと音に敏感で、結婚した時に住んでいたマンションを引き払うことになったのも、上の階の住人の音が原因でした。

僕の寝室兼トレーニングルームです。明日から妻の寝室になります。

最近娘は反抗期で、僕に対しては普通ですが、妻とは非常に険悪な状態になっています。
なので、妻は娘に対して、早く寝るようにとか、静かにして欲しいと言えないようです。
まあ、反抗期の子供というのは手に負えないですよね。
僕も中学の時は親に徹底的に反抗していたのでわかります(笑)。

今の家を建てたのは6年前で、当初は今妻が使っている6畳の和室で僕と娘が寝ていました。
まだ娘は幼稚園の年長さんだったので1人で寝る事は出来ませんでした。
休みの日は毎晩、娘に絵本を読み聞かせ、その後子守唄を歌って、寝かしつけていました。
子守唄といっても、僕が子供の頃に見ていたテレビの主題歌ばかりで、デビルマン、タイガーマスク、巨人の星、侍ジャイアンツ、ヤッターマン、宇宙戦艦ヤマト、あしたのジョー、ドラえもん、忍者ハットリくん、怪物くん、ヤッターマンなどでした。
これらを毎晩歌っていました。
娘が4年生になった日、僕は子守唄を歌うのをやめました。
娘には理由を聞かれたので、

鹿野一郎
鹿野一郎

もう、4年生なんだから、子守唄はおしまいだよ。

と答えました。
娘も納得していました。
絵本の読み聞かせはいつまで続くのかと思いましたが、それは今でも続いています。
今は娘と僕は別々の部屋で寝ていますが、僕の仕事が休みの日は、娘は寝る時になると僕の部屋にやって来て、本を読むように促します。
幼稚園や低学年の時は、「かいけつゾロリ」シリーズや絵本が中心でしたが、最近では江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズを読んでいます。
僕も子供の頃読みました。
子供の頃大好きだった絵本の「かにむかし」「モグラ原っぱの仲間たち」を娘に読み聞かせる時は、変に感動してしまいました。

僕と娘の2人が6畳の和室で寝て、妻が4畳半の和室で寝ていた時は、いろいろ不都合もありました。
僕が早起きをして仕事に行く時と、夜遅くまで原稿仕事をしている時にそれが起こります。
朝早く起きて仕事に行く時、妻はまだ寝ていることが多いですが、僕の服は四畳半の和室の押し入れの中にあるので、着替えるためには妻が寝ている部屋に入らないといけません。
よほど慎重にやらないと妻は目を覚ましてしまいます。
まあ、前の晩に着るものをすべて取り出しておけば良いだけの話なんですが。

夜遅くまで原稿仕事をする時も問題が発生します。
妻が寝る部屋は僕の書斎の隣で、ふすま一枚で隔てられているだけなので、僕が原稿仕事をしていると、妻は寝られないんです。
なので、やむなく仕事を打ち切るか、作業中のファイルをデスクトップパソコンからノートパソコンに切り替えて下に降りて行くしかなかったんです。

これらの問題は今の形になって解決しました。
でも今度は娘が夜遅くまで起きているようになって、妻の安眠は再び脅かされているのです。
明日の土曜日に引っ越しをする予定です。
妻は、四畳半の和室で静かに寝られるようになると思いますが、僕が夜遅くまで書斎を使うことが出来なくなるので、僕は少し不便になります。

でも、寝室兼トレーニングルームが4畳半から6畳に広がるので、いちいち布団を片付けなくても、その脇でトレーニングが出来るようになると思います。
さらには、夢のハーフラックを買うことも現実味を増します。
4畳半の和室に幅127cm、高さ208cm、奥行き90cmのハーフラック(パワーテックのHR-WB19です。)を置くのはかなり無理がありますが、6畳ならば不可能ではなくなります。もしかしたら、本当に買えるかも知れないです。

四畳半の和室は防音加工してあります。

僕は「いびき」がひどいそうです。
妻からは結婚した時から言われています。
なので結婚当初から別々の部屋で寝ていました。
マンションに住んでいた時はまだ良かったんですが、一戸建てに引っ越してから、いびきの問題は重大になりました。
マンションにいたときは、僕の寝室と妻の寝室は距離が離れていたので、いびきが聞こえる事はありませんでした。
でも、一戸建てに住んでからはそうは行かなくなりました。
ここで述べているのは今の家ではなく、一つ前の家です。
ここでは便宜的に、旧自宅と現自宅という具合に区別したいと思います。
旧自宅は一戸建てで、1階にはLDKの他に8畳の和室がありました。
そして2階には8畳の和室、6畳の洋間、6畳の洋間、4畳半のキッチンがありました。
この家は中古で買ったんですが、何故か2階にもキッチンがありました。
6畳の洋間と4畳半のキッチンは引き戸で仕切られていて、それを開けると、繋がって10畳半の部屋になりました。

この押し入れの向こうにもう一つの押し入れがあります。

僕は6畳の洋間を書斎兼トレーニングルームにしました。
そしてそれとは別に8畳の和室を寝室にしていました。
今から思えば何とも贅沢な空間利用です。
今は寝室兼トレーニングルームが4畳半で、書斎が3畳半ですからね。

妻が一階の和室で寝て、僕とがその真上の和室で寝ると、いびきが上から下にダイレクトに伝わり、妻は寝られないんです。
なので、部屋を交換して、僕とが1階、妻が2階の和室で寝るようにしました。
でも結果は同じでした。
妻はいつも耳栓をして寝ていましたが、それでもうるさくて眠れないと言います。

娘はこの家で生まれ、幼稚園の年長さんになるまでこの家で過ごしました。
娘は初めのうちはリビングのベビーベッドで寝ていましたが、ベビーベッドが小さくなると、平日は妻と一緒に寝て、土日は僕と一緒に寝るようになりました。
娘が僕のいびきで目を覚ますことはありませんでしたが、妻は常に寝られずに苦しんでいたようです。

僕のいびきの凄さを示す、エピソードがあります。
我が家の3人と、妻のお姉さん家族と、妻のお母さんで初めて旅行に行った時、隣の部屋で寝ているお姉さん家族が夜中に僕のいびきで目を覚ましてしまったんです。
最初にお姉さんが目を覚まし、謎の音を怖がって、お母さんをゆすり起こしました。

ねえ、あの音何かしら?

何かしら。遠くで洗濯機でも回しているのかしら?

でもこんな時間なのに。怖いわ。このホテル大丈夫なのかしら?

翌朝朝食会場で、妻がお姉さんから、昨夜変な音を聞かなかったかと尋ねられて、事が発覚しました。
それが僕のいびきだと知って、2人はとても驚き、呆れていました。

それ以降、そのメンバーで旅行に行く時は、我が家の3人が泊まる部屋と、お姉さん家族、お母さんが寝る部屋は、廊下を隔てて反対側に取るようになりました。
僕のいびきはその位すさまじいそうですが、娘は生まれた時から僕のいびきを聞いているので、何ともないようです。
逆に1人で寝るようになったら、静かすぎて寝られないということで、空気清浄機をフル稼働して寝ています。

そんなことから、現自宅を建てる時は建築士の先生にお願いして、4畳半の和室のいびきが絶対に6畳の和室に伝わらないようにしてもらいました。
まず、4畳半の和室と6畳の和室はお互いに押し入れを背中合わせにしています。
押入れの奥行きは90cmなので、二つの和室の距離は90+90=180cm離れていることになります。
そして壁の中には、音が伝わりにくいように、断熱材を詰め込んでいます。
普通は部屋と部屋の間の壁の中には断熱材は入れないんですが、ここだけは特別です。

さらに4畳半の和室は天井裏から1階の床まで界壁で囲いました。
建築士の先生が言うには、音は天井裏とか床下からも伝わるので、僕の寝室になる4畳半の部屋は、1階の天井から家の屋根までぐるりと壁で囲んでしまって、屋根裏からも、床下からも妻の部屋にいびきが入り込まないようにしてあるんです。
それだけではありません。
4畳半の部屋のエアコンの室外機は、ベランダではなく、地上までパイプを伸ばして庭の土の上に置いてあります。
僕が夜遅くに仕事をしていてエアコンが動いているとき、室外機がベランダにあったら、その室外機の音や、振動音が出てしまうことが予想されたので、地面までおろして土の上に置くことにしたんです。

寝室においてある、22インチのテレビです。

ここまでやったので、現自宅に引っ越しをしてからは妻は僕のいびきに悩まされる事がなくなりました。
そして現在では、僕が4畳半の部屋に寝て、妻が6畳の和室に寝て、娘が6畳の洋間に寝ているので、娘が夜更かしをして音を出さなければ、何も問題がない状態になっていたんです。
でも、娘の夜更かしはこれからどんどんエスカレートするだろうし、中学や高校になったら深夜まで起きていることが普通になるでしょうから、妻の寝室を4畳半の和室に移すしかないんです。
4畳半の和室の押し入れは、クローゼットのようになっていて、僕の服はすべてそこに入っています。
でも、6畳の和室の押し入れは、本当にただの押し入れなので、僕の服をそっちに移すことは出ません。
なので、明日から4畳半の和室は妻の寝室になりますが、押入れの中身はすべて僕のものという変な状態になります。

6畳の和室ならば

僕は自宅にバーベルとダンベルを持っていますが、ベンチは持っていません。
理由は部屋が狭くなるからです。
でも、6畳の部屋に引っ越すならば、ベンチぐらいは置けるようになるかも知れないです。
そして何よりハーフラックを置けるようになるかも知れません。
ハーフラックが自宅におければ、僕はジムに行く必要がなくなります。
ジムにはスクワットをしに行っているようなものですが、自宅にハーフラックがあれば、スクワットも懸垂も出来るようになります。
ジムだとマスクをしなければならないし、使用後はスプレーで消毒しなければなりませんが、自宅ではそういう煩わしさがないので、自宅ですべて出来るんだったら、それに越したことはありません。

その上、ベンチまで備えれば、自宅でもベンチプレスが出来るようになります。
考えるだけでワクワクします。
もしアジャスタブルベンチを買えば、シーテッドショルダープレスもインクラインベンチプレスも出来るようになります。
まあ、インクラインベンチプレスは元々やりませんが、シーテッドショルダープレスは、スタンディングよりも確実に効くと思うので、環境が整えば好んでやるようになるでしょう。

ふすまを開けると寝室と書斎が繋がります。

以前は6畳の和室のど真ん中に布団を敷いて寝ていたので、布団を敷くだけで部屋の面積をすべて使ってしまう感じでしたが、今は妻がベッドを置いています。
ベッドを置いてみたら、逆に部屋が広くなったような気がしました。
当たり前ですが、布団はベッドの上にあるし、ベッドはぴったり壁につけてあるので、ベッドが入ったことによって、前より畳が見えるようになったんです。
ということは、布団も部屋の端につめて置いてしまえば、トレーニングをするスペースは十分に確保できるはずです。
おそらくハーフラッックもベンチも置けるようになるでしょう。
ただ、妻が賛成してくれないとどちらも買うわけには行かないので、なかなか実現しないと思いますが。

明日の引っ越し

明日は部屋の交換をします。
布団とベッド、バーベルを運ぶだけならば、30分もあれば終わると思います。
明日は土曜日なので、部屋でトレーニングをしながらインターバルの間に荷物を運ぶことになると思います。

今、僕の4畳半の寝室兼トレーニングルームには、バーベルの他に22インチのテレビもありますが、これも引っ越しすることになります。
なぜ寝室にテレビがあるのか、簡単に説明しておきたいと思います。
僕は仕事が終わって家に帰ると、10時半から11時半ぐらいになります。
それから風呂に入り、その後、テレビを見ながらお酒を飲んでから寝ます。
リビングルームには僕が独身の時に買った56インチのテレビ(2006年SHARP製)があるので、初めのうちはそのテレビを見ていました。
が、妻からの苦情でそれはダメになりました。
原因はテレビそのものにありました。
その56インチのテレビは古いためか、ヘッドホンの端子にヘッドホンを差し込んでも、ヘッドホンから音が出ませんでした。
そして困ったことに、スピーカーから音が出るんです。
馬鹿な話ですが、ヘッドホン端子が完全に死んでいます。
なので、音に敏感な妻が起きないようにするには、かなりボリュームを絞ってテレビを見なければなりません。
初めのうちは良いんですが、僕が酔っ払ってくると音が聞こえなくなってくるので、ボリュームをあげます。
すると妻が不機嫌な顔で階段を降りてきて、猛烈にクレームをつけるわけです。

僕のダンベルです。これは12KGです。

数々の論争の末に、22型のテレビを買って、それをダイニングに置くことにしました。
食事の時はテレビを見ませんが、夜中に僕がテレビを見るためだけに、22型のテレビをそこに買ったんです。
うちはリビングとダイニングが別々になっているので、新しい小型テレビはダイニングにおきました。
そのテレビにヘッドホンをつけてテレビを見るようにすれば、絶対に音が漏れることはないので、妻の安眠は確保され、僕も落ち着いてテレビを見られるはずでした。
が、平和な時は長く続きませんでした。
ダイニングは妻が寝ている6畳の和室の真下にあり、椅子を引く音や冷蔵庫を開け閉めする音がダイレクトに伝わるそうです。
僕は普通にお酒を飲みながらテレビを見ているつもりなのに、

何を馬鹿騒ぎをしているんだ!何時だと思ってるんだ!

というクレームを何度も受けました。
最初の頃は僕も頭に来て言い返していましたが、ある日、実験をしてみました。
僕が6畳の和室で横になり、妻が下で普通に過ごすとどのように音が聞こえるのかを。
すると、信じられないぐらいに音がよく響くんです。
まるで増幅器にでもかけたみたいにです。

僕は思わず、

鹿野一郎
鹿野一郎

ダメだ、こりゃ!!

と思い、妻の言い分をすべて理解しました。
そして、その日以来、そのテレビは僕の寝室である4畳半の和室に引っ越しました。
この部屋は防音加工してあるので、ここでテレビを見てお酒を飲む分には絶対に妻に迷惑がかからないはずだからです。
そしてその考えはうまくいき、妻は再び安眠できる日々を取り戻しました。

僕はお酒の保管場所を冷蔵庫から、自分の部屋の押入れに移し、すべて自分の部屋だけで間に合うようにしました。
ようやく自分の城を手に入れたような気分でした。

明日、寝室を交換したら、書斎と寝室が隣でなくなる不自由は生じますが、依然として自分の部屋でトレーニングができて、テレビを見ることが出来て、お酒を飲める事には変わりはありません。
となると、次なる野望はやっぱり、ハーフラックですね。
いよいよ外堀は埋まったような来まします。

今日は何もトレーニング出来ませんでしたが、明日はみっちりトレーニングをしながら部屋の引越しをしたいです。
明日はフロアプレス、カール、LTE(ライイング・トライセップ・エクステンション)、ベントオーバーローなどをしたいです。

ありがとうございました。

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