こんにちは、鹿野一郎です。
今日は2024年10月18日の金曜日です。
8月末から10月の頭にかけてベンチプレスは調子が良かったんですが、ここのところ急速に悪くなりました。
それで気持ちがどこかへ行ってしまったみたいです。
この夏で57歳になりましたが、最近は朝起きると腰が痛かったり、長時間歩くと左脚の付け根が痛んだりと、自分の老いを痛感するようになりました。
もうパワーリフティングの試合に出ても自己ベストを更新できないのではないか?と思い始めたんですが、それからわずかの時間が過ぎただけで、もう自己ベストは更新できないのだという確信に変わってしまいました。
そう思うと、この年で高重量トレーングをするのは健康に悪いのではないかと思ってしまうようになりました。自己ベストを更新するために高い負荷のトレーニングを続けるというのは、おそらく血管にも関節にも良くないでしょう。
まあ、僕の程度の筋力では関節を痛めることはないと思いますが、血管には良くないと思います。
筋トレをするならば、記録更新を目指すようなハードなものではなく、最大筋力の7割程度の重量で、適度にやる方が良いのかなと思うようになってしまいました。
そもそも、記録を更新するためには、まず74kgまで減量しなければなりません。
でもその減量が出来なくなってしまいました。
理由はよくわかりません。
先週の月曜日、いつものように授業をしていたら、休み時間に強い空腹を感じました。
普段では考えられないほどの空腹でした。
なので、普段だったら絶対にしない事なんですが、9時40分に授業が終わったあと、帰りに駅のそば屋で食事をしてしまいました。
火曜日の夜も似たような感じでした。
以前は空腹に耐えるのは別に苦痛ではなかったです。
食べたいものを我慢するのも、試合のためと思えばなんでもなかったです。
でも、その我慢が出来なくなってしまいました。
こうなると何もかもがどんどん悪くなって行きました。
もしかしたらもうパワーリフティングの試合に出ないかも知れない、そう思えてしまいました。
もしそうなったら、トレーニングが根本的に変わってしまいます。
パワーリフティングの試合に出ないなら、おそらくデッドリフトはしなくなるでしょう。
もしするとしてもワイドスタンスではなく、ナロースタンスでやるようになるでしょう。
スクワットもしなくなるかも知れないです。
脚は鍛えた方が良いので、レッグエクステンションとかレッグカール、レッグプレスはすると思いますが、バーベルを担いでスクワットをするかと言われたら、しなくなるような気がします。
そうなるとスクワット専用シューズは履かなくなるだろうし、パワーベルトも締めなくなるかも知れないです。
トレーニングが根本的に変わってしまいます。
パワーリフティングの試合に初めて出たのは2016年の12月でした。
最初の記録はトータル395kgでした。
続けていけば、必ず500kgは超えられると思っていました。
可能なら550kgぐらいまでパワーアップしたいと思っていましたが、現実は大きく違いました。
自己ベストは455kgで、500kgにははるかに届かないです。
今年5月の試合では480kgぐらいいけそうだと感じていましたが、結局減量に失敗して欠場しました。
一時期に比べると、バーベルにかける情熱が明らかに少なくなりました。
最近はジムに行きたいとすら思えなくなってしまいました。
どうしてこんなにも気持ちが離れてしまったのかよくわかりませんが、今は筋トレをしたいと思わないです。
もちろんこのまま辞めるつもりはないし、辞めないと思います。
自宅にあるバーベル、ダンベルも大切な持ち物で、手放すつもりはないです。
でもしばらくは、かつてのような燃える心でバーベルに向き合うことはできなさそうです。
別に私生活で何かがあった訳ではないです。
例えば身内に不幸があったとか、仕事をクビになったとか、余命宣告をされたとか、そのような大きな出来事は何もないです。
でも、もう年齢的に記録更新は無理かも知れないと思った途端に、何もかもが変わってしまいました。
最近は何をしているのかというと、昔やっていた空手を少しだけやろうと思って毎日やっています。
空手の道場では大体1時間半の練習のうち、初めの30分は皆で基本稽古をします。
それが終わったら移動稽古をして、ミット打ち、スパーリング、型の練習をするというような流れです。自宅では初めの30分に相当する基本稽古を毎日やろうと思うようになり、やっています。
8月30日から初めて、まだ続いています。
初めのうちは足が上がらなくて全く蹴りが出せませんでした。
20本も蹴ると脚がパンパンになってしまって、息も上がってしまいました。
およそ1ヶ月半続けて、上段回し蹴りはなんとか自分の頭の高さまで足が上がるようになりました。まだ相手を蹴り倒すほどの威力はないですが。後ろ回し蹴りはまだまだ下手くそで、目が回るばかりです。
昔は当たり前にできたことが、道場をやめて17年経過した今は全くできなくなっていました。
そこから少しずつ回復して徐々に色々な技が出せるようになり、技に鋭さが戻ってくると、面白いと感じます。
8月24日に学生時代の仲間で集まって麻雀をしてお酒を飲んだんですが、その中に空手をやっていた友達がいました。その友達のお父さんが剛柔流の空手の道場をやっていて、僕はそこで最初に空手を教わりました。23歳の時でした。
友達にお父さんは今はどうしているのかと聞いたら、今でも空手の師範をしていると聞いて、仰天しました。78歳でまだ空手を教えているとは。
それを聞いて、僕も空手の練習を再開したという訳です。
本格的にやるつもりはないです。
道場に通うつもりもないです。
ただ、家で基本稽古だけをやって、一通りの技が繰り出せるようになればそれで満足です。
空手の蹴り技というのは、敏捷性と柔軟性を兼ね備えていなければ出せないので、技が一通りできるようになることは、健康上とても良いことだと思っています。
通しでやれば30分で終わる内容ですが、休み休み1時間半ぐらいかけてやっています。
体が慣れてくれば、一気に30分で終わらせる事ができるようになると信じています。
ジムを辞めるつもりはないですが、いつかジムの会員資格を変えるかも知れないです。
今僕が通っているジムにはいくつかの店舗があり、成田のジムにはサンドバッグがあります。
僕が通っている佐倉のジムにはないんです。
そして今は佐倉のジムにしか通えない会員資格ですが、もう少しお金を払って成田にも行けるようにするかも知れないです。まだわからないですが、そうなるのではないかと思っています。
この先、筋トレとどのように向き合っていくのか、それは自分でもよくわからないです。
正直なところ、今は自分が何をしたいのかわからない状況です。
久し振りに自分を見失っている感じです。
2016年にパワーリフティングを始めてからは、ずっとスクワット、ベンチプレス、デッドリフトの記録更新を最大の目標に掲げて生活してきましたが、これからはそれが変わると思います。
どう変わるのかはまだわからないです。
どんな形になっても、一生運動はして行きたいし、一生筋トレはして行きたいです。
意味もなくただの願望を書いてしまいます。
今はとても太っていますが、ウエストを絞り込んで、逆三角形の体型になりたいです。
でもそのための食事制限はしたくないです。
今ある筋肉は失いたくないです。可能ならもっと大きくしたいです。
でもそのためのトレーニングをする気力は、今はないです。
全盛期並みとはいかなくても、ある程度空手の技が出せるようになりたいです。
そのために基本稽古だけですが、一応やっています。
本当なら健康のためにランニングもした方が良いでしょう。
かつてマラソンをやっていた時のように、ちゃんと走れるようになりたいです。
でも、右のふくらはぎに爆弾を抱えているので、もう長くは走れないです。
ベンチプレスに燃えていた時期は長かったです。
パワーリフティングを始める前はずっとそうでした。
デッドリフトに燃えていた時期もあったし、スクワットに燃えていた時期もありました。
懸垂に燃えていた時期もありました。
ハンドグリップに燃えていた時期もありました。
ベントオーバーローが面白くて仕方ない時期もありました。
レッグカールが面白くて仕方ない時期もありました。
しばらくしたらきっとまた何かをやりたくなると思います。
願わくば、以前と同じぐらいに猛烈にやりたくなる気持ちが湧いて欲しいです。
では、今回はこの辺で失礼させていただきます。
ありがとうございました。